無題

ワクチン接種はメリットとデメリットのトレードオフです。
私は高齢者は打たれた方がリスクが低いと思いますが、若年層に対しては疑問を持っています。

mRNAワクチンの原理から、解剖生理学に関して高校生物の参考書に遡って学習し、
厚生労働省の公式アナウンスと賛否双方の説明を比較して、客観的に判断できる事実は
何かという判断の結果です。

「関連性が現時点で認められていない」という表現は大丈夫という意味ではありません。
「わかりません」が正しい意味です。

「陽性者」は「発症者」ではありません。

免疫が作られる過程を理解すれば、ワクチンを打ったらといって感染しないという意味には
なりません。そもそも、ワクチンを打ったからマスクをしなくていいとかもあり得ません。
2週間程度の期間を経て抗体が生成されるということは、それまでの期間は感染して潜伏期間に
ある人と同じ状態です。
なので、ワクチンを打ったから安心だといって、今までの行動を緩めてしまえば、その人たちは
軽微な感染状態で無意識に広めていることに加担している可能性もありうるということです。
最近の増加傾向は若者の陽性者が多い事実はありますが、結局、大規模接種や職域接種が
始まって、ワクチンを打ったたちが動き回るようになったことで通勤・通学を介して
若年層の陽性率が上がっている可能性もあります。

もともと、酒類の提供禁止は、酒席の場では無意識に声が大きくなるため、それが飛沫の量に
影響する、という観点で、酒自体が問題ではない。
飲食業がターゲットになったのは、テーブル席の場合に、口を開けている状態において
人と人の距離が近くなることからであり、飲食業自体が問題ではない。

人流抑止の効果があったのは昨年5月と昨年末から年始にかけてだけである。
前者はまだ未知の部分が多かった上に、外国における感染爆発、志村けんさんのような著名人が
亡くなったインパクトで、政府も給付金を出すことで国民もおとなしく自粛できていた。
後者は、一般的に気温が上昇すればこのようなウイルスも停滞する。秋から冬にかけて再び
増加するようになったのは、風邪やインフルエンザと同様、ウィルスの標準的な傾向だが、
陽性者の人数が急激に上昇した危機感から「緊急事態宣言」で人流が鈍くなったからだ。

でも、さすがに、ただ自粛をお願いされるだけで政府や行政の行動として具体的な改善策もなく、
ワクチンによる神頼みしか策を持ち合わせていないのは明らかだった。
挙句の果てに、国会議員や医師会会長に至るまで、自分たちが決めたルールを平気で破ったことが
もはや、国民から信頼を失ってしまった。

ワクチンの効果は、現時点では正確には
「発症する確率が低くなる、または、発症しても重症化しない効果が期待される」
というレベルです。

これは、打った人にとって発症または重症化する確率を低くするのが第一目的で、
重症化する人が増加することによって医療圧迫が生じることを回避する、というのが
第二目的である。
周りの人を助けるために、というのは正しくない。それは人間が免疫を生成するためには
一時的にでも感染した状態を経なければならないので、言い換えれば、新型コロナだろうが
従来の風邪だろうが、体調悪かったら出歩かないことが他人にうつさないことになる、というのが
基本なのだから新型コロナの問題ではない。
だから、ワクチンを打たないから悪と決めつける風潮は根本を理解していない人たちの行動だ。
前述したように、ワクチンは自分のために打つものなので、ワクチンのメリットが高いと
考える人は打てばいいのです。

なお、すでにワクチンを打ったにも拘わらず、陽性になったという事例があることが示している
通り、陽性者は発症者とイコールではないし、感染=発症ではない。
ウイルスは常に変異を伴うし、人間に限らず、すべての生命体はウイルスの影響を受けて
構造や器官を変革してきたことを踏まえれば、人工的に作ったワクチンは目の前にある事象を
解決するかもしれないが、わからない部分に何をするかは誰もわからない。これは、現在の
ワクチンが新たに発見された変異株に効果があるのか否かの議論になるのと同じで、逆に
自然免疫の方は抗体が長続きしているようで、つまり、これが生命の神秘であり、変異体が
来ても対応するが人工的なものは、前提となったものしか対応できない、ということの表れだ。

それから変異株についてメディアは大騒ぎするが、そもそもウィルスは環境で変異していくのは
当たり前で、別にイギリスやインドから渡ってくるのではない。たまたま、その型が最初に
発見されたという意味でしかないので、”どこから来た?”などというのはおかしいのです。

mRNAワクチンは安全が立証されたのではなく、緊急事態による特例承認であったことを
忘れてはいけない。
それを理解した上で、自分の健康状態とリスクをトータルで判断して決めよ、ということでしか
ないのです。

mRNAワクチンは研究途上の技術である。生命の神秘の解明について、人間は神ではない以上、
完全はあり得ない。今現在わかっているとされている事実によってDNAやRNAの説明がされている
だけであり、今のところ、説明レベルでは矛盾していない、ということだけである。
なのに、何もかも解明されたような気になっているように思える。

高齢者はリスクよりメリットが高いが、若年層は代謝が活発で発症しても、しっかり栄養と
休養をとっていれば軽症にとどまるので、むしろ、余計なものを体に入れることによって
元々持っている対応力が将来的に影響が出るリスクとのトレードオフで考えるべきという
主張の人の考え方の方が理にかなっていると私は思う。

以上は、私が自分で調べて自分で判断した結果なので、他人にそれを強制するつもりもない。
要は、自分でちゃんと考えましょう、ということでしかない。

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